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2023/03/13

センバツは行進曲も注目 常葉大菊川が優勝した大会の曲は? 最多6回採用の歌手は?

常葉大菊川が10年ぶりに出場するセンバツは18日に開幕

■18日にセンバツ開幕 常葉大菊川は22日千葉・専大松戸と初戦

第95回記念選抜高校野球大会は18日に開幕する。10年ぶり5度目の出場となる静岡県の常葉大菊川は大会第5日の22日、初戦で千葉・専大松戸と対戦する。センバツで注目される大会の入場行進曲は、初めて人気バンドback numberの曲に決定。行進曲は歌手別では坂本九さんの6回が最多で、SMAPや吉永小百合さんも3回選ばれている。

 

センバツの入場行進曲は、NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」の主題歌、back numberのアイラブユーに決まった。初めての起用にボーカルの清水依与吏さんは「歴史ある大会に素敵な形で関わることができ、とてもうれしく思います」と日本高校野球連盟を通じてコメントしている。

 

入場行進曲に起用された歴代の歌手は、そうそうたる顔ぶれとなっている。大会歌を除くと、歴代最多は坂本九さんの6回。「上を向いて歩こう(1962年)」、「幸せなら手をたたこう(1965年)」、「ともだち(1966年)」、「明日があるさ(2002年)」に加えて、三波春夫さんや山本リンダさんら異なるレコード会社に所属する歌手による「世界の国からこんにちは(1967年、1970年)」の2回となっている。

センバツは入場行進曲も注目

■坂本九さん最多6回 吉永小百合さんとSMAPが3回

坂本九さんに続くのが、吉永小百合さんとSMAPの3回。吉永小百合さんは「世界の国からこんにちは」で2回と、橋幸夫さんとのデュエット「いつでも夢を(1963年)」が選ばれている。SMAPは「がんばりましょう(1995年)」、「世界に1つだけの花(2004年、2019年)」が行進曲になった。

 

その他にも、サザンオールスターズは「TSUNAMI(2001年)」、「君こそスターだ(2005年)」と複数の曲が採用された。AKB48は「Everyday、カチューシャ(2012年)」と「恋するフォーチュンクッキー(2014年)」、岩崎宏美さんは「センチメンタル(1976年)」と「聖母たちのララバイ(1983年)」の2曲が選ばれている。

 

常葉大菊川(当時:常葉菊川)が優勝した時の2007年は、TOKIOの宙船だった。この時のエースはDeNAの田中健次朗投手で、バッテリーを組んでいたのが現在チームを率いる石岡諒哉監督だった。

 

昨年のセンバツではYOASOBIの群青が行進曲となり、普段は高校野球をあまり見ない若い世代にも注目された。今年のback numberのアイラブユーは、より幅広い世代に親しまれる1曲となりそうだ。

 

SHIZUOKA Life編集部)

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