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2023/03/18

春に遊びに行きたい都道府県で静岡が1位 人気の理由は? 8位から大幅アップ

伊豆最古の温泉と言われている修善寺温泉の象徴・独鈷の湯

■「温泉でのんびり」が最多 自然や動物も人気

静岡県では終業式を終え、多くの学校が春休みに入った。全国のレジャー施設の入場予約サイト「アソビュー!」は春の行楽シーズンで遊びに行きたい都道府県ランキングを発表。静岡県は1位となり、昨年の8位から大きく順位を上げた。

 

「アソビュー!」は2月中旬から下旬にかけ、春のお出掛け意欲に関するアンケートを会員6817人にインターネットで実施した。その結果、全体の7%を占めた静岡県がトップとなった。昨年2月に「新型コロナ明けに旅行したい都道府県ランキング」では8位だったが、1年で大きく順位を上げた形だ。

 

静岡県を選んだ理由には、「温泉でのんびりしたい」が最も多かった。県内は熱海や伊東、修善寺や伊豆長岡など県東部の温泉地が有名だが、浜松の舘山寺や静岡市の梅ヶ島なども人気がある。

 

温泉以外の理由では、富士山やキャンプ、花見や果物狩りといった自然を楽しむ施設や伊豆シャボテン動物公園や伊豆アニマルキングダムなど動物のいる施設が多かった。首都圏から近いところも選ばれる要因になっている。

伊豆シャボテン動物公園は元祖カピバラの露天風呂で知られる

■2位は沖縄県、3位は千葉県 旅行したい人は9割超

静岡県に次ぐ2位となったのは沖縄県。昨年の1位から順位を下げたものの、人気が高い。沖縄は3月に海開きされるため、ダイビングやSUPなどのマリンアクティビティを目的にしている人が最多だった。他にも離島や水族館への訪問を楽しみにしている人が多い。

 

3位は、昨年の5位から順位を上げた千葉県。東京ディズニーリゾートを理由に挙げる人が大半を占めた。鴨川シーワールドやイチゴ狩り、キャンプやグランピングも人気だという。

 

4位は昨年2位の北海道、5位は昨年3位の東京都。トップ10の都道府県は大きく変動していないが、兵庫県が19位から一気に順位を上げている。行きたい主な観光地としては、姫路セントラルパーク、神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール、淡路島が挙げられている。

 

アンケート回答者のうち、この春に旅行に行きたいと答えた人は92.7%。「誰と行きたいですか?」という問いに対しては、「家族(小学生以下の子どもを含む)」が41.1%と最も多かった。「家族(中学生以上の子どもを含む)」、「家族(子どもを含まない)」を合わせると、57.5%に上っている。「彼氏・彼女・パートナー」は18.5%となっている。

 

「アソビュー!」は北海道から沖縄まで全国各地のレジャー施設をお得に予約できるサイトで、アウトドアやものづくり体験、遊園地や日帰り温泉など、450種類7000施設以上を紹介している。

 

SHIZUOKA Life編集部)

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