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2022/08/09

生後すぐ、寝返り、ハイハイ開始 専門店が勧める成長過程で変わる1歳未満向けのおもちゃ

1歳未満でも成長過程で変わる最適なおもちゃ

自身の子どもが生まれたら。または親戚や友人が出産したら、おもちゃ屋を訪れる人は多い。だが、生まれたばかりの赤ちゃんに、どんなおもちゃが適しているのか判断するのは難しい。静岡県静岡市にある子どもの本とおもちゃ専門店「百町森」では年齢別にもおもちゃを選べ、1歳までの赤ちゃんにオススメするおもちゃもそろっている。1歳未満の赤ちゃんでも「生後すぐにでも」、「寝返りをする時期」、「ハイハイが始まる頃」と、成長過程によって選択できる。

生後間もない赤ちゃんにオススメ「オルゴールねむりぞう」

人は母親のお腹の中にいる時から、聴力が発達していると言われている。百町森の代表・柿田友広さんが、生まれて間もない赤ちゃんにも勧めるおもちゃの1つが「オルゴールねむりぞう」。肌触りの良いコットン100%のゾウのぬいぐるみで、中にはオルゴールが入っている。曲はシューベルトの子守歌。電子音とは違った優しい音色を奏でるオルゴールは、赤ちゃんはもちろん、育児で疲れがちな大人の心も癒す。

うつ伏せの時期にオススメ「チックタックスロープ」

赤ちゃんは生後2カ月くらいから、動いている物を目で追うようになる。半年ほど経つと、上下左右全ての方向に反応するようになるという。寝返りを打ったり、うつ伏せで物に触ったりするこの時期にお勧めなのは「チックタックスロープ」。直径4.5センチの玉が、なだらかな傾斜をゆっくりと行ったり来たりする。赤ちゃんも玉を目で追えるスピード、口に入れても呑み込む心配のない玉の大きさに設計されている。

人気が高い「ワーリースクイグズ」

何でも触って確かめるようなるこの時期は、「ワーリースクイグズ」も人気が高い。羽を回転させるおもちゃで、赤ちゃんの力でもクルクルと勢いよく回る。シリコン製で壊れにくく口に入れても安心で、歯固めにもなる。裏面には吸盤がついているため、風呂の壁、部屋や車の窓につけて遊ぶこともできる。「触る」動作は「握る」につながり、スプーンや箸を使うなど生活に不可欠な身体機能が始まっていく。

 

生後8カ月頃から始まるハイハイを促すおもちゃには「カラームカデ」がある。カラフルな足が付いたムカデに付いている紐を引っ張ると、体をくねらせながら動く。その動きと、カタカタと鳴る軽快な音が、赤ちゃんを引き付ける。赤ちゃんは喜びながらムカデについていき、自然とハイハイが上達。歩き始めると、自分でムカデを引っ張るようになる。

 

生後すぐにでも楽しめ、五感を育むおもちゃ。成長過程を知っておくと、選ぶ際のヒントになる。

 

(間 淳/Jun Aida

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