2025/05/17
日本初「キン肉マンミュージアム」オープン1周年 必殺技体験や巨大コミックも新登場

キン肉マンソルジャーに技をかけられている館長のミノワマンD・Z氏(©️ゆでたまご)
■沼津市で常設のミュージアム 新しい展示にファン感激
静岡県沼津市にある日本初の常設施設「キン肉マンミュージアム in 沼津」がオープン1周年を迎え、新たな展示を公開した。人気キャラクターの等身大フィギュア、必殺技「マッスル・スパーク」の再現体験、巨大コミック展示など全国のファンを沸かせている。
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1979年の連載開始から45年経った今も、熱い支持を受ける格闘マンガ「キン肉マン』。その世界観を存分に体験できる「キン肉マンミュージアム in 沼津」は、4月29日でオープンから1周年を迎えた。
全国で初めてとなる常設のキン肉マンミュージアムとして、作品で描かれている友情や驚きを与える展開、飽きない感動を提供するコンテンツを用意している。今回は新たに作品の世界観を体感できる展示物として、等身大フィギュアや巨大コミックが登場した。
等身大フィギュア「アタル版マッスル・スパーク天」は、キン肉族三大奥義の1つ「マッスル・スパーク」の空中クラッチ部分を再現した。展示は等身大でつくられており、来場者が実際に技にかけられるポーズで写真撮影を楽しめる。
展示で技をかけるのは、ファンの人気も高い「キン肉マンソルジャー」。原作では習得の難しさから父・キン肉真弓ですら断念した技で、展示の再現度の高さにSNSでも「漫画の世界に入り込めた」、「マニア泣かせ」との声が上がっている。

巨大コミックを読む館長 のミノワマンD・Z氏(©️ゆでたまご)
■1メートル50センチの巨大コミック 人気キャラの等身大フィギュアも
高さ1メートル50センチの巨大コミックは、原作第60巻・第205話「真(まこと)の奥義!!」を特別編集した。悪魔将軍(ゴールドマン)と超人閻魔(ザ・マン)が異なる思想をぶつけ合うクライマックスを描いた1話で、巨大なパネルで読み進められる演出はファンの間で“聖地感”が強まると好評。写真撮影も可能で、コミックのようにページをめくることもできる。
ミュージアム内には、キン肉マンをはじめテリーマン、ロビンマスク、ウォーズマン、アシュラマンといった人気超人の等身大フィギュアも展示されている。背景には宇宙空間をイメージした演出が施され、名ゼリフやプロフィールの掲示とともに“原作の中に入り込んだような”臨場感が味わえる。
キン肉マンは1979年に集英社の「週刊少年ジャンプ」に連載されて以来、多くのファンを獲得した日本を代表する漫画で、ゆでたまごのデビュー作として知られている。昨年7月からはアニメ「キン肉マン」完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン)編の放送が始まっており、再び注目が高まっている。その原点に触れられるリアルスポットとして、今後も聖地巡礼の人気は加速しそうだ。
■ 施設概要
名称:キン肉マンミュージアム in 沼津
所在地:静岡県沼津市大手町5-2-15
営業時間:午前10〜午後6時
定休日:水曜日
入場料:大人1000円、高校生700円、4歳以上500円(税込み)
(SHIZUOKA Life編集部)