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2026/03/20

小学校教諭を懲戒免職 タクシー内でわいせつ行為 「記憶ない」の弁明に厳しい声

■知人女性にわいせつ行為 61歳の男性教諭「酒を飲み過ぎて…」

本来は子どもたちを導く立場にある教職員による不祥事が、また明らかになった。静岡県教育委員会は、わいせつ行為をしたとして県内の小学校教諭を免職処分とした。教育現場への信頼を揺るがす事案に、厳しい目が向けられている。

 

被害を減らすために不可欠な加害者対応 性加害やDVを抑えられないワケ

 

県教育委員会は3月18日付で、沼津市の小学校に勤務する61歳の男性教諭を懲戒免職処分とした。この教諭は2024年3月28日、タクシーの車内で知人女性に対して、わいせつな行為をしたとされる。

 

教諭は不同意わいせつ罪で逮捕・起訴され、今年1月に地裁沼津支部で開かれた裁判で懲役1年6カ月、執行猶予3年の判決を受けた。その後、東京高裁に控訴しているという。県教委の聞き取りに対して「酒を飲み過ぎて記憶がないので分からない」と話している。

 

県教育委員会は今回の処分について、「学校教育に対する信頼を著しく損なうものであり、社会的責任は極めて大きい」とコメントした。また、再発防止に向けて次のように続けた。

 

「教職員一人一人が勤務時間内外を問わず、教育公務員として県民の皆様から高い倫理観を求められていることを認識するとともに、不適切な言動によらずに、児童生徒の心に届く指導の重要性を改めて理解し、公金を扱うことや公教育を担うことの重みを改めて自覚するよう、具体的、実践的な指導や研修を通じて、職員全体の一層の綱紀粛正と使命感、倫理観の高揚を図り、教育行政の信頼回復に努めてまいります」

静岡県教育委員会が入っている県庁西館

■「覚えていないでは済まされない」 県民から厳しい声

県民からは「酒を飲み過ぎて覚えていないでは済まされない。教職員の立場以前に、60代にもなって自覚が足りない」、「一部の教職員の不祥事によって、どれだけ教育現場への不信感が大きくなるのか分かっていない。教職員によるわいせつ事案は全国的にも多すぎる」といった厳しい声が上がった。

 

教職員は児童生徒の模範となるべき存在であり、その行動には勤務時間内外を問わず高い倫理観が求められる。今回のように、教育活動の場を離れた場面であっても、その立場に照らして厳しく問われることになる。

 

SHIZUOKA Life編集部)

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