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2026/10/06

静岡市で107年 老舗町中華が10月末に閉店へ 設備の故障や劣化で営業継続が困難に

■大正8年創業「第二美濃屋」 10月末をめどに閉店

107年にわたって暖簾をつないできた老舗町中華が、営業を終える。静岡市葵区にある「第二美濃屋」が10月末をめどに閉店すると発表した。現在の店主は8代目で、厨房機器の故障や備品などの経年劣化が重なり、営業を続けることが難しくなったという。

 

静岡市中心部のローストビーフ専門店 8月末で営業終了 突然の閉店に惜しむ声

 

静岡市葵区馬場町にある「第二美濃屋」は1919年(大正8年)に創業した。昔ながらの中華料理を提供し、メニューにはあっさりとした味わいが特徴の「醤油ラーメン」、「ワンタン麺」や「もつ煮ラーメン」などが並ぶ。長年通い続ける客も多く、親から子へ、さらに孫へと、世代をまたいで親しまれてきた。

 

閉店を決めた理由について、店は厨房機器の度重なる故障や備品などの経年劣化を挙げ、「今後の営業を続けることが難しい」と説明している。現在の店主は8代目。公式Instagramでは感謝を伝えた上で、これまで多くの客に支えられてきたことを「大切な宝物」と表現している。

 

また、閉店後についても「これまで頂いたご縁や思い出を胸にまたどこかで皆様にお会いできるよう次のステージへチャレンジしていきます」としており、新たな挑戦への思いものぞかせた。

10月で閉店する静岡市の「第二美濃屋」

■「次のステージへ」 新たな挑戦を伝えるメッセージも

閉店を知らせる投稿には、惜しむ声が相次いでいる。「長い歴史が終わってしまうと思うと、とても寂しい」「最近近くに住み、子どもを連れて行くのが本当楽しみだった」「大切な思い出が詰まったお店」など、店との思い出を振り返るコメントが寄せられている。

 

閉店を知って店を訪れた人もいた。年に数回は食べに来ているという男性は「10月はできるだけ食べに来るつもり。もう食べられないと思うと寂しい」と話した。閉店を惜しむ声は多く、中にはクラウドファンディングを提案して店の存続を願う声もあった。

 

閉店は10月末を予定している。ただ、醤油スープがなくなり次第、予定より早く閉店する可能性があるという。100年以上にわたって受け継がれてきた一杯を味わえる時間は、残りわずかとなっている。

 

■店舗概要

店名:第二美濃屋

住所:静岡市葵区馬場町92-7

営業時間:午前11時~午後2時30分/午後4時30分~午後8時(ディナー不定)

定休日:水曜(不定休あり)

駐車場:なし

 

(SHIZUOKA Life編集部)

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