2025/08/10
“小学生の甲子園”出場53チーム一覧 史上初の3連覇狙う大阪 静岡は初の全国舞台
■8月11日に開幕 マクドナルド・トーナメント
“小学生の甲子園”とも呼ばれる「高円宮賜杯全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント」が8月11日に開幕する。チーム結成から51年目で初出場となる静岡県代表の清水リトルモンキーズは12日に、埼玉県代表の西埼玉少年野球と対戦する。
【動画で見る】初出場の清水リトルモンキーズ チームには6つの約束事
全国約1万チームから勝ち抜いてきた強豪チームが参加するマクドナルド・トーナメントは、小学生の夢舞台となっている。今年は各都道府県支部の予選大会で優勝したチームと、前年度優勝の新家スターズ(大阪府)を合わせた53チームが頂点をかけて戦う。
静岡県代表の座をつかんだのは、静岡市で活動する清水リトルモンキーズ。近年は県内で安定した成績を残し、創部51年目で悲願の全国大会出場を果たした。清水リトルモンキーズのOBで、チームを指揮して12年目の杉山雄介監督が初の全国大会に向けて意気込みを語る。
「選手たちには、独特の緊張感や華やかな舞台を思う存分感じながらプレーしてほしいです。目の前の試合を1つずつ戦っていきたいと思います」
今大会は初出場のチームが、清水リトルモンキーズを含めて26チームを占める。新勢力が台頭する一方、長曽根ストロングス(大阪府)や常磐軟式野球スポーツ少年団(福島県)など優勝経験のあるチームや常連チームも名を連ねる。

マクドナルド・トーナメントに初出場する清水リトルモンキーズ
■新家スターズ初の3連覇狙う 初戦カードに注目
中でも注目が集まるチームは、前年度の優勝枠で出場する新家スターズ(大阪府)だ。大会史上初の3連覇を目指して、2回戦から登場する。その新家スターズの初戦は、甲斐JBC(山梨県)と多賀少年野球クラブ(滋賀県)の勝者となる。
多賀少年野球クラブは8大会連続18回目の出場で、大会連覇の経験もある。少年野球界のカリスマ指導者として知られる辻正人監督のもと、選手同士の意思疎通で試合を展開する「ノーサイン野球」を実践する。
マクドナルド・トーナメントは8月11日に開幕し、17日に決勝戦が予定されている。今年の会場は新潟県となっている。
【マクドナルド・トーナメント出場チーム一覧】
●前年度優勝枠
新家スターズ(大阪)
●北海道・東北
湧別マリナーズ(北海道北)
東16丁目フリッパーズ(北海道南)
弘前レッドデビルズ(青森)
宮古ヤングパワーズ(岩手)
富谷ストロングスポーツ少年団(宮城)
牛島野球スポーツ少年団(秋田)
峰栄スピリッツ(山形)
常磐軟式野球スポーツ少年団(福島)
●関東
茎崎ファイターズ(茨城)
簗瀬スポーツ(栃木)
新里スターズ(群馬)
西埼玉少年野球(埼玉)
豊上ジュニアーズ(千葉)
不動パイレーツ(東京第1)
越中島ブレーブス(東京第2)
川和シャークス(神奈川)
●甲信越
甲斐ジュニアベースボールクラブ(山梨)
旭スポーツ少年団(新潟)
上越謙桜(開催地枠・新潟)
東中野山ブルーシャークス(開催地枠・新潟)
五泉フェニックス(開催地枠・新潟)
松本ライオンズ(長野)
●北陸
上市ベースボールクラブ(富山)
志賀学童野球クラブ(石川)
越前ニューヒーローズ(福井)
●東海
清水リトルモンキーズ(静岡)
北名古屋ドリームス(愛知)
庄野シリウス(三重)
坂祝ホワイトセブン(岐阜)
●近畿
多賀少年野球クラブ(滋賀)
伊勢田ファイターズ(京都)
長曽根ストロングス(大阪)
明石ボーイズJr.(兵庫)
田原本南リトルヤンキース(奈良)
美浜少年野球クラブ(和歌山)
●中国
北条クラブ(鳥取)
江津ジュニアベースボールクラブ(島根)
常盤クラブスポーツ少年団(岡山)
原クラブ(広島)
山口大内クラブ(山口)
●四国
古高松南ビクトリーズ(香川)
桑島スポーツ少年団野球部(徳島)
松山NORTHベースボールクラブ(愛媛)
秦スポーツ少年団(高知)
●九州・沖縄
木屋瀬バンブーズ(福岡)
大坪赤門南波多野球部(佐賀)
戸尾ファイターズ(長崎)
IBCレイカーズ(熊本)
宗方レッド少年野球団(大分)
沖水ジャイアンツ(宮崎)
大龍ビッグドラゴンズ(鹿児島)
世名城ジャイアンツ(沖縄)
(SHIZUOKA Life編集部)