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2025/09/03

東海と北陸の“推し”大集合 静岡県からはお茶のスイーツ 5段階の温度で味わい変化?

■「ご当地推し活」に登場 「MARUZEN Tea Roastery」のジェラート

静岡県の名産品を使った新感覚スイーツが、東海・北陸地方の魅力を集めた大型イベントに初登場する。名古屋市のジェイアール名古屋タカシマヤで9月4日から始まる催事「ご当地推し活」には、グルメ39店・雑貨31店の計70店が出店。そのうち24店が初出店で、地元の人も知らなかった名物や伝統工芸品が一堂に会する。

 

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全国各地の自慢の一品が集まる「ご当地推し活」。静岡県からは、静岡市葵区に本店を構える日本茶専門店「MARUZEN Tea Roastery(マルゼン ティー ロースタリー)」が参加する。

 

「MARUZEN Tea Roastery」は「世界初!焙煎温度が選べるティージェラートカフェ」として注目を集めてきた。80℃・100℃・130℃・160℃・200℃と細かく焙煎温度を変えて仕上げた茶葉を使ったジェラートは味と香りが異なり、煎茶からほうじ茶までの移り変わりを一度に体感できる。

 

店内には焙煎工房を併設し、その場で静岡県産の最上級一番茶を焙煎するライブ感を特徴とする。運営するのは創業70余年の製茶問屋・丸善製茶。伝統と革新を融合させた新しいお茶の楽しみ方を発信している。今回のイベントではダブルジェラート(1カップ880円~)を会場で実演販売する予定で、静岡の新たな“推し”として注目を集めそうだ。

東海・北陸を代表するご当地グルメが並ぶ

■9月4~9日まで ジェイアール名古屋タカシマヤで開催

イベント全体では、東海・北陸を代表するご当地グルメや工芸品がずらりと並ぶ。愛知県からは「星が丘製麺所」と「坂角総本舖」による海老カツ入りきしめん、岐阜県からは五平餅やみたらしだんご、三重県からは松阪牛を使ったピザが登場する。

 

さらに、富山湾の宝石と呼ばれる白えびの天ぷらや、石川県では星付きレストランのシェフが考案した新感覚チーズケーキも販売される。福井県からは羽二重餅や水ようかん、新潟からは通常の3倍サイズという長岡名物の油揚げなど、各地の“推し”が揃う。担当バイヤーは「震災や豪雨災害を受け、北陸を応援する気持ちを込めた。実際に現地で食べ比べて選び抜いたお店ばかり。ぜひ会場で楽しんでほしい」と呼びかける。

 

東海・北陸の名物が一度に味わえるイベントは、旅行や遠出が難しい人にとっても魅力的だろう。静岡産一番茶を使ったジェラートは、焙煎温度の違いを“食べ比べる”という新体験が話題を呼びそうだ。イベントはジェイアール名古屋タカシマヤ10階で9月9日まで開催される。

 

SHIZUOKA Life編集部)

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