2026/01/25
静岡県出身力士の初優勝なるか 歴史を変える“あと1勝” 熱海富士が千秋楽へ

初場所が行われている東京都の両国国技館
■「優勝なし」は11県 熱海富士〇、安青錦●で静岡県勢初優勝
悲願の静岡県勢初となる賜杯に手が届くのか。大相撲初場所は14日目を終えて、静岡県熱海市出身の平幕・熱海富士が優勝争いのトップに立っている。1月26日の千秋楽で熱海富士が白星を挙げ、3敗で並んでいる大関・安青錦が敗れれば、静岡県出身力士として初優勝となる。
熱海富士の化粧まわしにデザインされて話題 1日5000個売れる時もある「熱海プリン」
10勝3敗で臨んだ14日目。前頭4枚目の熱海富士は同じく3敗の大関・霧島を圧倒した。鋭い立ち合いから休まず前に出て、身長187センチ、体重195キロの体格を生かした浴びせ倒しで白星を重ねた。
今場所の熱海富士は連敗スタートとなったが、2人の横綱から金星を挙げるなど3日目から9連勝を飾った。12日目に大関・安青錦に敗れて優勝争いから一歩後退したものの、14日目に安青錦が破れて再び3敗で並んだ。
熱海富士は26日の千秋楽で、前頭16枚目の欧勝海と対決する。番付は熱海富士の方が上だが、欧勝海も今場所10勝4敗と好調。決して楽な相手ではない。
一方、優勝争いのトップで並ぶ安青錦は結び前の一番で大関・琴桜との対戦が組まれている。千秋楽で熱海富士が白星、安青錦が黒星となれば、熱海富士は静岡県出身力士として初優勝を飾る。
これまで、静岡県勢の優勝が目の前に迫った場所もあった。2023年9月場所は熱海富士が14日目を終えた段階で優勝争いの単独トップに立っていた。しかし、千秋楽で黒星を喫し、優勝決定戦にも敗れて賜杯を逃した。2023年3月場所は焼津市出身の翠富士が初日から10連勝と好スタートを切ったが、11日目から5連敗で三賞にも届かなかった。
いまだ出身力士が幕内優勝を果たしていない都道府県は、静岡を含めて11県しかない。熱海富士が歴史を変えるのか。県民が期待を寄せている。
(SHIZUOKA Life編集部)








