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2026/06/02

いつ割る?いくつに割る? よみがえる給食の記憶 懐かしい“あの麺”再登場

■天神屋が販売開始「ソフトめんミートソース」

懐かしい給食の時間を思い出す一品が、2年ぶりに静岡へ帰ってきた。昭和や平成に子ども時代を過ごした人には、教室の風景までよみがえりそうな懐かしい味。初めて食べる子どもにとっては、親世代が語る給食の思い出を体験できるメニューになりそうだ。

 

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透明なビニール袋に入った麺を、袋の上から半分に割る。少しずつミートソースの器に入れて、麺とソースを絡めながら食べる。静岡おでんや弁当、総菜などを販売する天神屋が、「懐かしの給食シリーズ ソフトめんミートソース」の販売を始めた。合挽き肉、たまねぎ、にんじんを炒め、完熟トマトでじっくり煮込んだミートソースを使用。やわらかいソフトめんにソースが絡む、給食を思い出させる味わいが特徴だ。

 

天神屋のソフトめんミートソースは2021年に初登場した商品で、今年で5回目を迎える。これまでにも、ミルメークを付けて静岡の給食を再現したり、学校給食センターの協力を受けて再現度を高めたりと、毎年少しずつ改良を重ねてきた。2024年には容器を角形に変更し、チーズを増量。コクを強めるなど、懐かしさだけでなく、味わいにも工夫を加えてきたという。

 

昨年は製造を休止していたが、ファンから「今年はソフトめんミートソースは出ないのですか」、「天神屋の春といえばあれが食べたい」といった声が想定を超えるほど届き、2年ぶりの復活が決まった。天神屋は「お待たせした分だけ、さらに磨き上げてお届けします。今年は販売期間を拡大し、より多くの方により長い期間お届けすることに注力しました」とコメントしている。

 

ソフトめんは、献立表に名前があるだけで給食の時間が待ち遠しくなったという人もいるのではないだろうか。袋を開ける前に麺を割るのか、そのまま器に入れるのか。半分にするのか、さらに細かく分けるのか。食べ方にも人それぞれの記憶があり、当時の教室や友人との会話を思い出す人もいるだろう。

再登場した「ソフトめんミートソース」(提供:天神屋)

■価格は1個550円 一部店舗は販売対象外

1954年に創業した天神屋は静岡おでんや弁当、総菜などを手がけ、静岡の食文化に根ざしてきた。今回のソフトめんも、静岡おでんやさくらごはんと同じように、地域に残る食の記憶を次の世代につなぐ商品として位置づけている。

 

「懐かしの給食シリーズ ソフトめんミートソース」の価格は550円(税込)。天神屋全店で販売されるが、一部店舗では取り扱いがない場合がある。取り扱いの有無は各店舗への確認を呼びかけている。食べる前には、袋麺を未開封のまま電子レンジで温めないよう注意が必要だ。

 

久しぶりに食べる人には懐かしく、初めて食べる人には少し新しい。袋の上から麺を割ったあの感覚まで思い出させる一品として、静岡県民の記憶をくすぐる。

 

(鈴木 梨沙/Risa Suzuki)

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