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2026/06/04

名古屋名物「きしめん」 老舗から個性派まで11選 450円の王道、台湾風やカスタムも

■名古屋駅のホームで味わえる 1杯450円の定番きしめん

名古屋に降り立ったとき、まず何を思い浮かべるだろうか。ひつまぶし、手羽先、味噌カツ――。魅力的な「名古屋めし」が並ぶ中で、新幹線ホームに漂う出汁の香りに、思わず足を止めた経験がある人もいるかもしれない。旅行情報サイト「じゃらんニュース」は、名古屋が誇るソウルフードの1つ「きしめん」を紹介。駅のホームでさっと味わえる一杯から、落ち着いて楽しめる老舗まで、名古屋市内の11店が取り上げられている。

 

【写真で見る】東海エリア初登場 名古屋駅のホームにヨックモックの自販機

 

平打ち麺ならではのつるりとした喉越しと、出汁が絡む独特の食感。きしめんは、移動の合間に手軽に食べられる一杯でありながら、店ごとに麺やつゆ、トッピングの個性が表れる奥深い料理でもある。出張や観光で名古屋を訪れた際に、短い待ち時間で楽しむのもよし。目的地の一つとして、じっくり味わいに行くのもよさそうだ。

 

中でも、名古屋駅を利用する人にとってなじみ深い存在が「名代きしめん 住よし」。新幹線ホームや在来線ホームなどに店舗を展開し、改札を出ることなく名古屋らしい一杯を味わえる。発車時刻を気にしながら、湯気の立つきしめんをすする時間そのものが、旅や出張の記憶に残る名古屋らしい体験といえる。

 

定番の「きしめん」は450円。お揚げ、ネギ、鰹節をのせたシンプルな一杯で、手頃な価格ながら本格的な味わいを楽しめる。つゆはサバ、ムロアジ、ソウダ鰹を加えた削り節から出汁を取り、醤油などと合わせている。揚げたてのかき揚げをのせたものや、大きな油揚げがのるきつね、名古屋らしいみそ煮込み風など、メニューの種類も豊富だ。

 

名古屋駅周辺では、駅構内の「驛釜きしめん 太閤通り」も紹介されている。国産小麦粉と塩、水のみを使った麺は、保存料などの添加物を加えず、小麦本来の風味を感じられるのが特徴。オーソドックスな「きしめん」は800円で、平日朝にはミニサイズのきしめんに天むす2個が付く「朝きしセット」も提供している。

名古屋駅のホームでも味わえる「名代きしめん 住よし」(公式HPより)

■台湾風や3.5センチの幅広麺 個性派のきしめんも

名古屋駅直結の地下街にある「大須のきしめん」では、名古屋名物の台湾ラーメンに着想を得た「台湾きしめん」が味わえる。台湾ミンチをのせた旨辛の一杯で、辛さは3段階から選べる。麺には愛知県産小麦「きぬあかり」を使い、幅6ミリの平打ち麺に仕上げている。

 

エスカ地下街の「きしめん よしだ エスカ店」は、季節や天候に応じて小麦粉の配合や塩分濃度を調整する熟成麺が特徴。ムロアジをベースに、たまり醤油を加えたつゆを合わせている。大きなえび天2本と野菜の天ぷら、大根おろしをのせた「えびおろし」も紹介されている。

 

伝統的な一杯だけでなく、自分好みに楽しめる店もある。「星が丘製麺所 久屋大通店」では、つゆ、麺の量、トッピングを選べるカスタムオーダーが可能。つゆは、たまり醤油ベースの赤つゆ、白醤油の白つゆ、八丁味噌をブレンドした味噌つゆの3種類から選べる。きしめんをより自由に楽しめる、現代的なスタイルの店となっている。

 

「本格うどんきしめん めんつるび 錦店」は、約3.5センチの幅広麺が印象的。あご、鰹、ムロアジ、イリコ、昆布、しいたけなどを組み合わせたつゆで、名古屋の郷土料理も楽しめる。夜遅くまで営業しており、繁華街での食事の締めにも利用しやすい。

 

このほか、中日ビル地下1階の「天婦羅きしめん たもん 中日ビル店」、池下駅近くの「㐂しや」、熱田神宮境内にある「宮きしめん 神宮店」、川名駅近くの「きしめん家 天むす 比呂野」、1968年創業の老舗「手打うどん高砂」も選ばれている。

星が丘製麺所で不動の人気メニュー「太門」(公式Instagramより)

【名古屋市内のおいしい「きしめん」11選】

・名代きしめん 住よし

・驛釜きしめん 太閤通り

・大須のきしめん

・きしめん よしだ エスカ店

・星が丘製麺所 久屋大通店

・本格うどんきしめん めんつるび 錦店

・天婦羅きしめん たもん 中日ビル店

・㐂しや

・宮きしめん 神宮店

・きしめん家 天むす 比呂野

・手打うどん高砂

 

駅のホームで手早く味わう一杯から、参拝や街歩きと合わせて楽しみたい店、老舗でゆっくり向き合う手打ち麺まで、同じきしめんでも楽しみ方は幅広い。うどんやラーメンとは違う、平たい麺だからこその喉越しや出汁との絡みを味わえば、名古屋めしの奥深さを改めて感じられる。次に名古屋を訪れるときは目的地までの移動時間や旅の予定に合わせて、お気に入りの一杯を探してみるのもいいかもしれない。

 

SHIZUOKA Life編集部)

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