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2022/11/19

投票日は4月9日と23日 統一地方選挙は今や名ばかり…静岡県の「統一率」は29.2%

■統一地方選は4月9日と23日 静岡県は知事選含まれず

本来は全国的に時期を合わせるはずの統一地方選は今や名ばかりとなり、知事選は北海道、神奈川、大阪など全国で9つの自治体のみ。静岡県は知事選が含まれず、「統一率」は29.2%にとどまっている。

 

統一地方選の投票日は、都道府県と政令指定都市の首長・議員選挙が2023年4月9日、政令市を除く市町村の首長と議員選挙は23日に決定した。2023年3月1日から5月31日までに任期満了する首長や議員が選挙の対象となる。

 

統一地方選は1947年に始まった。選挙を実施すれば投票所の設営・運営費や広告費、人件費などがかかるため、投票日を同じ日にすることでコスト削減につなげる効果がある。また、全国一斉に投票日を設ければ、選挙への関心が高まる狙いもある。

 

首長も地方議員も任期は4年。何も起こらずに任期満了を迎えれば、4年に1回、同じタイミングで選挙を実施できる。しかし、首長が任期途中で退いたり、議会が解散したりすると、4年に1回の周期はずれる。近年多いのが、市町村の合併。新たな市や町ができれば当然、選挙をやり直す。

 

総務省によると、前回2019年の統一地方選の「統一率」は27.3%。日本全体の首長や議員選挙のうち、統一地方選で行われるのは4分の1ほどということになる。もはや「不統一」となっている。

 

■静岡県の統一地方選は21の選挙 ずれを戻すには法整備が必要

静岡県では2023年の統一地方選で県議選、6市町の首長選、14市町の議員選と計21の選挙が予定されている。首長選は静岡市、浜松市、富士宮市、清水町、小山町、吉田町が対象となる。

 

仮に知事選と県議選、さらに35市町全ての首長と議員選挙が実施されれば、静岡県内には72の選挙があるため、統一地方選における「統一率」は29.2%。全国平均より、わずかに高い数字となっている。

 

ずれが生じた統一選の日程を戻すには、首長や議員の任期を変更しなければならない。その場合は、法整備が不可欠。過去には自民党が選挙期日をまとめる方法を模索したが、実現しなかった。その案では、4年に1回に合わせるのではなく、その年に予定されている選挙を同年の10月に実施するというものだった。

 

選挙に伴う費用は税金でまかなわれているため、統一地方選にすればコスト削減につながる。一方、下降している投票率改善を図るのであれば、投票日を調整するのではなく、日頃から有権者が関心を持てるような政治家の言動や有権者自身の当事者意識が重要だろう。

 

SHIZUOKA Life編集部)

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