生活に新しい一色
一歩踏み出す生き方
静岡のニュース・情報サイト

検索

情報募集

menu

2026/10/11

あなたの1票で決まる街の名前 三島駅前の大型再開発 1269作品から最終候補5案

三島駅の南口にできる新しい街の名前を、あなたの1票で決められる。静岡県三島市が進める大型再開発で、エリア全体の愛称「タウンネーム」を決める一般投票が10月5日から始まった。1269作品の応募から最終候補は5案に絞られ、住所や年齢を問わず誰でも投票できる。

 

「CMでよく見ていたのに」 三島市に本社を置く中古車販売会社 自己破産したワケ

再開発が進む三島駅南口

■三島駅南口エリアの名称 選考経て5作品が最終候補

投票の対象は、三島駅南口の「東街区再開発事業」。駅前に医療施設や商業施設、住宅などが入る計6棟の建物を整備し、広域健康医療拠点を形成する計画だ。A地区の4棟は2028年2月、B地区の2棟は2029年2月の竣工を予定している。B地区には2029年開業予定のホテルも計画されている。

 

三島駅は東海道新幹線やJR東海道線、伊豆箱根鉄道などが乗り入れる交通の要所。再開発によって、駅南口の街並みが大きく変わることになる。

 

今回の名称募集は、市制85周年記念事業の一環として実施された。7月17日から8月21日までの募集期間に、市内だけでなく、北は福島県から南は熊本県まで全国各地から応募があった。応募者も未就学児から91歳までと幅広く、学識者や商工観光、医療、交通関係者らによる選考を経て5作品が最終候補に残った。

 

候補は、読み仮名の五十音順に「アクアの杜」「せせらぎゲート三島」「みしまーれ」「三島せせらぎステーション」「みしまち」の5作品。三島市は、それぞれの名称に込められた理由も原文のまま公開している。

 

■水をイメージする作品 5分の2が「せせらぎ」

「みしまーれ」は、「三島へ集まれ!」という歓迎の言葉に、ラテン語の「Mare(海)」が表す水の広がりのイメージを重ねた。応募者は、かつて三島のせせらぎ沿いで多世代が笑顔で集う姿に感動した経験を紹介。「あの水辺のように、人と人が温かくつながり、いつまでも愛され続けるシンボルとなることを心から願っています」と思いを記している。

 

「みしまち」は、2つの「まち」を取り入れた。6棟が集まって生まれる新しい「街」と、駅で人を待ち、人と出会う「待ち」である。さらに、「み・し・ま・ち」の頭文字には、「みんなが、しあわせに、まじわる、ちいき」という意味も込められている。

 

5作品のうち、2作品に三島を象徴する「せせらぎ」が含まれている点も特徴だ。「せせらぎゲート三島」の応募者は、富士山の伏流水が育む湧水のまちを表現する上で、「せせらぎ」は三島の象徴として欠かせないと説明。「ゲート」には、住民や観光客らが集い、交流する開かれた空間への願いを込めた。

 

「三島せせらぎステーション」は、人や機能が集まる拠点を意味する「ステーション」を組み合わせた。訪れる人にとって新たな一歩を踏み出す「出発地点」であり、いつでも温かく迎えてくれる「帰る場所」になってほしいという。

 

残る「アクアの杜」は、三島が誇る美しい水を守りながら、歴史ある杜のように人々が集う場所をイメージした名称だ。交通や広域健康医療の拠点として、長く親しまれる場所への思いが込められている。

三島駅南口のタウンネームの投票は市民以外も参加可能

■投票は10月25日まで 抽選で5人に5000円分ギフト券

一般投票は10月25日まで。三島市の公式ホームページから電子投票フォームに進み、5作品の中から1つを選ぶ。投票は1人1票で、不正や重複と判断された票は無効となる。最多得票の作品が正式なタウンネームに採用され、同票の場合は選考委員会の協議で決定する。僅差でも決選投票は行わない。

 

投票した人の中から抽選で5人に、5000円相当の三島関連ギフトが贈られる。結果は11月上旬に開催予定の表彰式で発表され、採用作品の応募者には2万円相当の市特産品・観光関連品に加え、副賞としてホテルのペア宿泊券(朝食付き)が贈られる。宿泊券は、再開発エリアに2029年開業予定のホテルで利用できるものだという。

 

1269作品から選ばれた5つの候補。駅前の景色が大きく変わろうとする中、新たな街がどのような名前で親しまれるのか。市民に限らず、誰でも1票を投じることができる。

 

【投票期間】10月5日~25日

【投票資格】住所・年齢不問、1人1票

【投票方法】三島市公式ホームページの電子投票フォーム

【結果発表】11月上旬予定

 

(SHIZUOKA Life編集部)

関連記事