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2026/11/05

「今度は本当?」半信半疑の声も 約18年前から計画 静岡県に大型健康ランド開業へ

「今度は本当なのか?」。約18年前に計画が明らかになった大型施設が、改めて開業を目指している。静岡県磐田市の「ららぽーと磐田」北側に建設予定の「磐田健康ランド」だ。男性20種類、女性22種類の風呂に加え、サウナや約200室のホテルなどを備え、2028年秋の開業を予定している。新たな発表に、長年の経緯を知る人たちから期待と半信半疑の声が上がっている。

 

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開放感のある露天エリア(完成イメージ)

■ららぽーと磐田の隣接地 2028年に「磐田健康ランド」開業へ

静岡市の「駿河健康ランド」などを運営するクア・アンド・ホテルは、磐田市高見丘に地上3階建ての大型温浴施設「磐田健康ランド」を新設すると発表した。敷地面積は約4500坪で、原則24時間営業を予定している。

 

実は、ららぽーと磐田の隣接地への進出計画が公表されたのは、今回が初めてではない。三井不動産が2008年6月に発表した「ららぽーと磐田」の着工に関する資料には、隣接する街区にクア・アンド・ホテルの温浴施設付き大型ホテルが進出する予定と記されている。

 

さらに、クア・アンド・ホテルが2008年にまとめた経営報告書では、2011年春に「遠州健康ランド(仮称)」を開業する目標を示していた。しかし、当時の計画通りには実現しなかった。新たな目標である2028年秋に開業すれば、計画公表から約20年を経ての実現となる。

 

今回の発表にあたっては、具体的な進展もあった。経済産業省の大規模成長投資補助金の交付が10月5日付で決定し、館内に設ける飲食店の出店者募集も本格化している。補助金申請時の投資額は約40億円に上る。

緑に囲まれた露天の一人風呂(完成イメージ)

■風呂は男性20種類、女性22種類 サウナは男女で計7種類

インターネット上には、以前から構想を知っていた人たちの反応が寄せられた。「今度は本当なのか?」「ほんとにできるんだ」と半信半疑の声がある一方、長年待ち望んでいる人からは開業を楽しみにするコメントもあった。クア・アンド・ホテルが運営する山梨県の石和健康ランド、長野県の信州健康ランド、静岡市の駿河健康ランドを利用したことがある人たちも、新施設に期待を寄せている。

 

では、どのような施設が計画されているのか。発表によると、風呂は男性20種類、女性22種類。内湯には炭酸泉や薬湯風呂、ジェット風呂などを設け、露天にはシルク岩風呂や洞窟風呂、一人用の壺風呂などを用意するという。

 

サウナは男性4種類、女性3種類で、セルフロウリュサウナやミストサウナなどを取り入れる。内湯エリアは男女それぞれ約70坪、露天エリアは男性約110坪、女性約100坪となる。

 

入浴だけではなく、食事や宿泊、娯楽まで館内で楽しめるのも特徴だ。ホテルにはシングル、ツイン、和洋室、大和室、カプセルルームなど約200室を設ける。飲食店は朝食バイキングを提供する約200席の大広間、約50席の焼肉店、約45席の居酒屋を想定している。

露天の緑を見ながらととのえるサウナ(完成イメージ)

■飲食店やリラクゼーション カラオケやゲームコーナーも

飲食店については、磐田市、浜松市、袋井市を中心とした地元の事業者から出店希望者を募集している。居酒屋は館内の飲食施設で最も遅い時間まで営業する予定で、主な内装工事や厨房設備はクア・アンド・ホテルが負担する計画だ。

 

このほか、ボディケアやエステなどのリラクゼーション施設、カラオケ、卓球、ゲームコーナー、キッズスペース、マンガコーナーなども整備する。駐車場は約500台を確保し、日帰りと宿泊を合わせて年間40万~50万人の入館者を見込んでいる。

 

約18年前に進出計画が公表されていた、ららぽーと磐田の隣接地。今回は補助金の交付決定や飲食店の出店者募集など、具体的な進展が明らかになった。

 

ただ、工事の開始日や正式な開業日は発表されていない。当初は2011年春を目指していた健康ランドは、2028年秋に開業を迎えられるのか。今後の動きが注目される。

 

(SHIZUOKA Life編集部)

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