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2023/01/04

全国旅行支援との併用で30%オフ 静岡県が独自の宿泊割引き 1月13日スタート

冬の富士山もお目当てにする観光客も多い

■静岡県産の食材活かした宿泊10%割引き 1月13日~2月27日

静岡県が県独自の旅行支援事業を発表した。閑散期の観光地に賑わいを創出する目的で、地元の食材を生かした食事を提供する宿泊プランが10%割引となる。1月10日から再開する全国旅行支援との併用も可能としている。

 

静岡県が新たに始める割引き宿泊事業では、3種類のクーポンを発行する。宿泊代金が2万円以上(税込み)で2000円、3万円以上で3000円、4万円以上で4000円と、代金から10%が割引きされる。

 

割引きの対象は全国からの旅行者で、期間は1月13日から2月27日まで(28日チェックアウト)。インターネット予約サイトの「じゃらん」と「楽天トラベル」の2社でクーポンを発行できる。

 

じゃらんでは、きょう4日に特設サイトをオープンし、11日からクーポン発行を予定している。楽天トラベルは特設サイトのオープンとクーポン発行を、いずれも10日からとしている。

 

■1月10日から再開 全国旅行支援と併用可能

食をテーマにした割引き事業のため、10%オフになるのは静岡県の食材を活かした宿泊プランが対象となる。最大の魅力は、10日から再開する全国旅行支援との併用が可能な点にある。

 

国は当初、昨年12月27日までにしていた全国旅行支援を1月10日から3月31日まで再開すると方針転換した。割引率は今までの4割から2割へ引き下げられ、地域クーポンも平日は3000円から2000円に減額されるが、割引き自体は継続となった形だ。

 

年末年始を終えて春休み前の1月中旬から2月末は、観光地の閑散期。国も県も割引きで旅行需要を喚起する狙いがある。

 

SHIZUOKA Life編集部)

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