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2023/10/23

空飛ぶ車や最新キャンピングカーも モビリティショー 過去最多約500社参加

ジャパンモビリティショーの会場となっている東京ビッグサイト

■10月26日に開幕 一般公開は28日から11月5日まで

一般社団法人「日本自動車工業会」が主催する車の祭典「ジャパンモビリティショー」が、東京ビッグサイトで10月26日から始まる。新型コロナウイルス感染拡大の影響により4年ぶりの開催で、スズキやヤマハ発動機など過去最多となる約500社が参加する。最近話題となっている空飛ぶ車など、未来の乗り物も展示される。

 

ジャパンモビリティショーは、これまでの東京モーターショーから名称を変え、自動車業界以外に限らず幅広い業種が集まる。静岡県内の企業ではスズキやヤマハ発動機の他にも、車載用バッテリーや電装品のメーカーなどが参加する。出展企業は過去最多だった1995年の361社を大きく上回る約500社に上る。

 

今回の目玉の1つは、未来の東京を表現した「東京フューチャーツアー」。映像も駆使しながら、次世代の乗り物やロボットが登場する予定になっている。空飛ぶ車も並ぶという。

 

空飛ぶ車を開発する愛知県豊田市のスカイドライブは今月10日、スズキと機体の製造協力契約を結んだ。2024年春をめどに、スズキの子会社で製造を開始する。年間100機の製造を目指すとしている。

 

ジャパンモビリティショーでは他にも、水上を進むドローンや災害復旧を担うロボットなども集まる。キャンプ人気や災害時のニーズが高まっているキャンピングカーも最新モデルが展示される。

 

従来の東京モーターショーは2年に一度の開催だったが、新型コロナの流行で前回は中止となった。名称をジャパンモビリティショーに変えて、4年ぶりに開催される。10月26日に開幕し、一般公開は28日から11月5日まで。チケットは前売りが2700円、当日は3000円(高校生以下は無料)となっている。

 

SHIZUOKA Life編集部)

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