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2023/10/29

いないはずの場所に…なぜクマが 静岡県内で目撃情報相次ぐ 遭遇した時の注意点は

動物園で飼育されているツキノワグマ

■伊豆半島や県東部でクマ発見 静岡市のハイキングコースでも

静岡県内でクマの目撃情報が相次いでいる。今月20日に河津町でツキノワグマが見つかって大きく報道されたが、西伊豆町や沼津市、富士宮市や静岡市などでもクマが出没している。住民が過去に目撃した経験のない地域でも確認されており、自治体は注意を呼び掛けている。

 

東北地方で住民がクマに襲われる被害が増えている中、静岡県でも各地でクマが目撃されている。今月20日、河津町の山間部で体長1メートル20センチほどのオスのツキノワグマが、シカ用のワナにかかっているところを発見された。

 

伊豆半島ではクマが絶滅したと言われていたが、2年前にも西伊豆町で見つかっている。そして、今月26日にも西伊豆町の林道でクマが目撃されている。

 

今月に入って、他の地域にもクマの出没は相次いでいる。富士市では25日に続いて、27日に吉原工業高校西側付近で目撃された。富士宮市では15、16、26日に安居山や粟倉で見つかっている。

 

沼津市では26日に内浦三津、28日に浮島で目撃情報が寄せられている。内浦三津でクマが目撃されたケースは過去にないという。市は万が一、クマと遭遇した時は走って逃げず、刺激しないようにクマから目を離さずにゆっくりと離れるよう呼び掛けている。クマは基本的に臆病な動物のため、山林に入る時は鈴や笛、ラジオなど音の出るものを携帯して自分の存在をクマに知らせると被害を避けられるという。

 

静岡市でも25、26日に薩埵(さった)峠ハイキングコース周辺でクマが発見された。市によると、ハイキングコースの迂回路などで登山者3組が目撃している。目撃された場所から500メートルほどの距離に民家が4軒あるという。現時点で被害は確認されていない。市は同報無線、看板、SNSで注意喚起している。

 

静岡県内では9月末時点でクマの出没件数が32件に上り、昨年度の2倍以上となっている。これから冬眠を迎えるクマは食べ物を求めて活動的になることから、警戒を強める必要がある。

 

SHIZUOKA Life編集部)

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