コンセプトルームのベッドサイド

■ホテルアソシア静岡　5月8日から予約受付スタート

サッカーJリーグ・清水エスパルスの世界観に包まれて一夜を過ごす――ファンやサポーターが夢の時間を過ごせる部屋が静岡市に誕生する。ホテルアソシア静岡が、「清水エスパルス コンセプトルーム」の宿泊プランの販売を開始した。クラブ公式と連携したコラボルームは初めての試みとなる。

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JR静岡駅前にあるホテルアソシア静岡に登場するコンセプトルームは今年2月、ホテルとエスパルスがクラブパートナー契約を結んだことを契機に実現した。地域に根差し、「共に未来へ」というクラブの理念に共感する形で、地元ホテルとして新たな宿泊の形を提案する。

最大の特徴は、部屋全体を使った「フォトジェニック体験」だ。壁3面を生かして、臨場感あるピッチサイド風景やインタビューエリア風のフォトブースを設置。選手とともに試合前のグラウンドに立ったような気分で写真撮影を楽しめる。

室内はベッドやアメニティに至るまで、チームカラーのオレンジを基調に統一されている。エスパルスのエンブレムをあしらったパネルやクラブマスコット「パルちゃん」のぬいぐるみがベッドサイドを彩り、サイン入りユニフォームやボールの展示など、貴重なアイテムがそろう。

宿泊者限定の特典も満載となっている。チェックイン時には“勝利への一杯”をイメージしたオリジナルカクテル「ビクトリーONE」を提供。ピーチやヨーグルトをベースにマスカルポーネを加えた、クリーミーな味わいの一杯はノンアルコール版も用意されている。さらに、エスパルスカラーの「オレンジスピリッツ」ケーキや、ロゴ刺繍入りのハンドタオルのプレゼントも含まれている。

利用できるのはラグジュアリーツイン1室限定で、料金は4万6000円（2名1室・朝食付き）から。宿泊期間は5月24日から来年1月31日まで。予約受付はホテルアソシア静岡の公式サイトで5月8日から始まっている。

試合観戦と合わせた宿泊や、遠方からの聖地巡礼にもぴったりな部屋。クラブの魅力を全身で感じられる空間はファンやサポーターはもちろん、家族連れや観光客にも新たな静岡滞在の選択肢となりそうだ。

（SHIZUOKA Life編集部）