2026/08/09
「閉館しません!!」 「まぼろし博覧会」は営業継続 姉妹館「怪しい少年少女博物館」と誤解
■独特の世界観が特徴 伊東市の観光施設「まぼろし博覧会」
誤解している人は少なくないが、「まぼろし博覧会」はこれまで通り営業する。静岡県伊東市の「怪しい少年少女博物館」が23年の歴史に幕を下ろすと発表され、姉妹館の「まぼろし博覧会」も閉館すると受け取る人がいるようだ。施設側は公式Xで改めて「まぼろし博覧会は、閉館しません!!」と知らせている。
訪問チャンスは残り1カ月半 伊東市の「怪しい少年少女博物館」 23年の歴史に幕
伊東市にある「まぼろし博覧会」は、「ニューカルチャーの聖地」を掲げる観光施設。敷地面積は甲子園球場や東京ドームのグラウンドと同程度とされ、館内外には巨大な大仏や昭和の町並み、「まぼろし神社」、「ほろ酔い横町」、「まぼろし島」、「メルヘンランド」など、ジャンルの異なる展示が並ぶ。公式サイトでは「能天気」で「キモ可愛い」夢のパラダイスと表現され、展示は今も「日々進化増殖」しているという。
「まぼろし博覧会」から3.5キロほどの距離には、姉妹館の「怪しい少年少女博物館」がある。「怪しい少年少女博物館」は9月27日で閉館すると発表され、「まぼろし博覧会」も幕を下ろすと誤解されている。それに対し、施設は公式XやYouTubeでは、今までと変わらず営業を続けるというメッセージを発信している。

これまで通り営業を続ける「まぼろし博覧会」
■姉妹館「怪しい少年少女博物館」 9月27日で閉館へ
一方、「怪しい少年少女博物館」については「9/27までは毎日営業しております」と説明している。9月27日で閉館するため、お盆や夏休みを利用して訪れるチャンスは今年が最後となる。
今年のお盆のお出かけでは、「近場」と「屋内」がキーワードの1つになっている。背景にあるのは、物価高と猛暑。JTBによる2026年夏休みの旅行動向では、旅行で重視したいことのトップは「暑さを避け、屋内施設での観光や体験を楽しむ」だった。
家族のお出かけでも、日帰りを取り入れる傾向が強まっている。「いこーよ総研」の2026年6月調査では、夏休みに「日帰りのお出かけのみ」を予定する家庭が前年の17%から31%に増加。「宿泊と日帰りの両方」は34%から53%に増えた。一方、出かけない理由では「暑いから・猛暑が心配だから」が40%で最も多かった。
こうした中、怪しい少年少女博物館は、館内展示を中心に楽しむ施設である。1階には明治から大正、昭和、1980年代初期までのファッションや生活文化のほか、めんこ、超合金、アイドルのポスター、レコードなどが並ぶ。2階へ上がると雰囲気は変わり、フィギュアやアーティストの作品、骸骨、幽霊、ゾンビ、古い人形など、オカルトやホラーを題材にした展示が広がる。

9月に閉館する「怪しい少年少女博物館」(公式HPより)
■別棟「あやしい夜の学校」 暑さ忘れる恐怖体験
別棟には夜の学校を歩く設定のお化け屋敷「あやしい夜の学校」があり、暑さを忘れる背筋が凍る体験ができる。閉館発表後には、公式Xに「お化け屋敷が大好きでした」、「1番奥のお化け屋敷が、1人で怖かったぁ」など、来館時の思い出を振り返る声が寄せられている。
「怪しい少年少女博物館」は、閉館日の9月27日までは毎日営業するという。「まぼろし博覧会」は年中無休となっている。近場や屋内で過ごす傾向が高い今年のお盆。伊東市で独特な空気を放つ姉妹館は、お出かけ先の選択肢となりそうだ。
(SHIZUOKA Life編集部)








