2026/08/13
静岡市出身の歌手と業務提携 老舗芸能事務所が破産 バラエティータレント多数所属
■「佐藤企画」破産手続き開始 関連会社と合わせて負債2億円超
バラエティー番組で活躍するタレントらが多数所属していた芸能事務所が、破産手続きに入った。「佐藤企画」が東京地裁から破産開始決定を受けた。佐藤企画は、静岡市出身で「ピンク・レディー」のケイとして知られる増田惠子さんと業務提携を結んでいた。
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東京商工リサーチによると、東京都港区の佐藤企画と関連会社のラルゴ・ミュージックが、東京地裁から破産開始決定を受けた。負債は佐藤企画が債権者56人に対して1億8665万円、ラルゴ・ミュージックが債権者4人に対して3327万円。2社合計で2億1992万円に上る。
佐藤企画は、1985年12月に設立された。浅井企画で萩本欽一さんのマネジャーを務めた佐藤宏榮氏が、女優の田中美佐子さんを擁して立ち上げた。その後、1994年から浅井企画と業務提携し、萩本さんのマネジメントを担当。お笑いコンビ「Take2」の東貴博さんと深沢邦之さん、はしのえみさんをはじめ、ロサンゼルス五輪の体操男子鉄棒で金メダルを獲得した森末慎二さんらが所属するなど、バラエティー番組を中心に幅広く活躍するタレントを抱えてきた。
■増田惠子さん業務提携 今年2月のコンサートで企画制作
静岡県との接点もある。増田惠子さんの公式サイトでは2017年5月、佐藤企画と業務提携を結んだことを発表している。さらに、今年2月に東京都内で開かれた増田さんのソロデビュー45周年記念コンサートでも、佐藤企画は「企画制作」として名を連ねていた。静岡市出身の増田さんは未唯mieさんと「ピンク・レディー」を結成し、1976年に「ペッパー警部」でデビュー。「UFO」や「渚のシンドバッド」など数々のヒット曲を送り出した。解散後はソロ歌手として活動を続けている。
佐藤企画は今年1月31日をもってタレントマネジメント業務を終了した。事務所は「諸般の事情」を理由としており、東さんやはしのさんら所属していたタレントは事務所を離れた。
経営面では、新型コロナウイルスの感染拡大が大きな打撃となった。東京商工リサーチによると、イベントなどの中止を余儀なくされ、売り上げが減少。その後も事業を続けたものの回復が遅れ、今年2月に事業を停止した。設立から約40年を経て、今回の破産開始決定に至った。
関連会社のラルゴ・ミュージックは1998年に設立され、著作権管理などを手掛けていた。東京商工リサーチは、佐藤企画の破産に連鎖したとしている。
(SHIZUOKA Life編集部)









