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2026/10/09

静岡で女子高校生が約2時間 5日後に愛知でも女性が38分 バスで相次ぐ乗客置き去り

静岡県で女子高校生がバスの車内に約2時間取り残された事案から、わずか5日。今度は名古屋市の市営バスで、眠っていた乗客が約40分間閉じ込められる事案が発生した。いずれも乗務員が車内を確認しないまま車両を離れており、ネット上では再発防止策を求める声が上がっている。

 

バスに取り残された女子高生 約2時間後に自力で脱出 仕組み化求める声も

 

■名古屋市営バスの運転士 眠っていた乗客に気付かず

名古屋市交通局によると、事案が発生したのは10月6日午後5時46分頃だった。中川区法華二丁目の中川営業所内で、運行を終えた市営バスに女性の乗客1人が取り残された。

 

バスは栄を午後4時47分に出発した「栄23系統」の中川車庫前行き。47歳の運転士が営業所に到着後、待機スペースに車両を駐車した際、車内点検を怠った。後部座席で眠っていた乗客に気づかないまま、車両を離れたという。

 

その後、目を覚ました乗客が乗車扉の近くに立っていたところを、別の運転士が発見した。午後6時24分に扉が開けられ、乗客は降車した。閉じ込められていた時間は38分間に及んだが、健康状態に問題はなかった。

 

名古屋市交通局は「お客さまに多大なご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪した。再発防止に向け、終点到着後の車内点検を徹底するよう、改めて運転士に指導するとしている。

乗客を取り残す事案が発生した名古屋市営バス

■静岡県でも同様の事案 女子高生が約2時間置き去り

静岡県でも10月1日、類似した事案が起きていた。御殿場市などで路線バスを運行する富士急モビリティの乗合バスで、女子高校生1人が車内に取り残された。

 

バスは御殿場駅で乗客が降りた後、車庫へ戻った。しかし、車内には女子高校生が残っており、乗務員は車庫に到着した後も車内を確認せず、営業所へ休憩に入ったという。

 

女子高校生は約2時間後に取り残されていることに気付き、前扉が開いていたため自力で下車して帰宅した。富士急モビリティは運行終了時の車内確認を徹底するとともに、確認手順の見直しや乗務員教育の強化を進める方針を示した。

 

■社内点検の仕組みや点検の目的 ネット上で様々な意見

名古屋の事案を巡っては、再発防止策についてインターネット上で様々な意見が寄せられている。

 

「運転士が車内点検を怠るのは論外ですが、車内点検は運転士が行った後は別の方もやったほうがいいのではないか」

 

「車庫に留置の際、前ドアを開けておくのはどうだろうか」

 

複数人による確認や、乗客が取り残された場合に備えた対策を提案する声が上がっている。また、車内点検を記録する仕組みや点検の目的についての意見もあった。

 

「車内に誰もいないのを動画で撮って安全確認が出来るアプリをつくったら良い」

 

「車内の点検をするのは、乗客が居るか確認する目的がある。そのほかにも、忘れ物・落とし物・更には危険物や不審物が無いかの確認をするためでもある」

 

静岡と名古屋で5日間のうちに発生した2つの事案。乗客が取り残された時間や、その後の経緯は異なるものの、いずれも乗務員が車内を確認しないまま車両を離れていた。バス事業者には、運行終了後の車内確認をいかに徹底するかが問われている。

 

(SHIZUOKA Life編集部)

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