2026/08/10
「鶴舞」は7128円増加 名古屋の家賃上昇率トップ10 12.2%もアップした1位の駅は?
■名古屋市の1R~1LDK 家賃相場の上昇率1位は「黄金駅」
わずか1年で、家賃相場が6000円以上上がった駅がある。名古屋市の単身者向け物件を同じ25平方メートルの広さに換算して比較したところ、上昇率1位となった中村区の黄金駅では6122円、約12.2%上昇した。2位の鶴舞駅では家賃相場が7000円以上も上昇するなど、市内の複数の駅で上昇がみられた。
【ランキング】名古屋ではなかった!? 訪日客が3.4倍に増えた愛知県の”意外なまち”
大東建託パートナーズが賃貸物件検索サイト「いい部屋ネット」に掲載された募集家賃をもとに、名古屋市の単身者向け物件の家賃相場を調査した。対象は1R~1LDKで、2025年と2026年の1~3月を比較。両年とも募集物件が200件以上あった駅を対象としている。物件によって広さが異なる影響を抑えるため、家賃を25平方メートルに換算して比較した。
上昇率が最も高かったのは、近鉄名古屋線の黄金駅だった。25平方メートル換算の家賃は2025年の5万156円から2026年には5万6278円となり、6122円、約12.2%上がった。
黄金駅は近鉄名古屋駅から2駅の位置にある。大東建託パートナーズは、中心部へのアクセスの良さに加え、名古屋駅周辺と比べた家賃水準などを背景に挙げている。

ランキング1位は「黄金駅」
■2位は「鶴舞駅」 1年間で7128円上昇
2位は中区の鶴舞駅だった。5万8688円から6万5816円へ7128円上昇し、上昇率は約12.1%だった。金額の上昇幅では、上位10駅の中で鶴舞駅が最も大きい。3位は千種区の吹上駅で、5万8630円から6万5324円へ6694円上昇。上昇率は約11.4%となった。単身者向け物件の順位と2026年の25平方メートル換算家賃は次の通り。
【名古屋市の家賃相場が上昇した駅ランキング】
1位:黄金 12.2%(5万6278円)
2位:鶴舞 12.1%(6万5816円)
3位:吹上 11.4%(6万5324円)
4位:東別院 9.3%(6万3374円)
5位:大須観音 8.4%(6万2283円)
6位:上前津 8.3%(6万3359円)
7位:米野 7.9%(6万1283円)
8位:高畑 7.4%(5万946円)
9位:山王 6.9%(5万8541円)
10位:今池 6.2%(6万2256円)
■上位10駅のうち7駅 25平方メートル換算家賃6万円超
ランキングを見ると、上位の駅には地域的な偏りもある。中区からは鶴舞、東別院、大須観音、上前津の4駅、千種区からは吹上と今池の2駅が入った。上位10駅のうち6駅を中区と千種区が占めている。 中村区からは黄金と米野、中川区からは高畑と山王がランクインした。
家賃の水準を見ると、2026年は黄金、高畑、山王を除く上位10駅のうち7駅で25平方メートル換算家賃が6万円を超えた。鶴舞と吹上は6万5000円台となっている。
大東建託パートナーズは、上位に入った駅について、中心部へのアクセスや通勤時間などを重視する単身者の需要が家賃相場に反映されていると分析している。ただし、今回のランキングは募集家賃のデータをもとに算出したもので、家賃上昇の要因そのものを調査した結果ではない。「6122円」、「7128円」などの金額は、2025年と2026年の25平方メートル換算家賃の差額となっている。
(SHIZUOKA Life編集部)










