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2022/12/17

新東名4年遅れで全線開通へ 静岡県知事は見通しに安堵と早期開通を要望

静岡県の物流や観光に効果をもたらしている新東名高速

■新秦野IC-新御殿場IC間25キロ 2027年度に開通の見通し

中日本高速道路(NEXCO中日本)は16日、新東名高速の新秦野IC(神奈川県)と新御殿場IC(静岡県)間が、2027年度に開通する見通しになったと明らかにした。当初予定していた2023年度からは4年遅れとなる。静岡県の川勝平太知事は開通の見通しが立ったことへの安堵と早期開通を求めるコメントを発表した。

 

中日本高速は16日、関東、中部地方整備局や神奈川、静岡県の市町の担当者による連絡調整会議を開いた。その中で、まだ開通していない新秦野ICと新御殿場IC間の工事を2027年度に終え、新東名が全線開通する見通しになったと明かした。

 

従来示していた2023年度から4年遅れる形となる理由には、神奈川県にある高松トンネルの発掘工事の難航を挙げた。地盤が脆弱な箇所や断層が破砕されているところがあるため、有識者の意見を聞きながら工事を進めているという。

 

また、今後着工する場所でも同様に、慎重な工事が求められる箇所があるため、時間を要すると説明した。中日本高速は「引き続き安全を最優先に工事の進捗を図りながら工程短縮に努め、1日も早い開通を目指す」としている。

 

■川勝知事「全線開通に対する県民の期待も非常に大きい」

連絡調整会議の出席者からは、新東名開通を見越したまちづくりが進んでいることから「早期開通が不可欠」、「県民や企業の期待は高い」、「地域に対して適切な説明をお願いする」といった意見が出た。静岡県の川勝知事は、以下のようにコメントしている。

 

「開通予定が改めて示され、全線開通の見通しが立ったことに安堵しております。新東名高速道路は物流や観光振興など、沿線地域に多くの効果をもたらし、全線開通に対する県民の期待も非常に大きいことから、安全を最優先した上で1日も早く開通するよう、中日本高速道路に働きかけてまいります」

 

全長が約253キロある新東名は海老名南JCT(神奈川県)から豊田東JCT(愛知県)を結ぶ。新秦野ICから新御殿場IC間の約25キロを除き、約9割が現在開通している。

 

SHIZUOKA Life編集部)

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