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2023/01/17

元アナウンサー広瀬麻知子さんは2児の母 スマホ封印で日課は子育て日記

2児の母として子育てに奮闘中の広瀬さん

■元静岡朝日テレビアナウンサー広瀬麻知子さん 子育てに奮闘中

静岡県のテレビ局に勤務した元アナウンサーで、2児の母となった広瀬麻知子さんが、子育てを中心に日常をつづるコラム「広瀬奮闘中」。第1回は、昨年8月に長女が誕生してから始めた日記について。育児が思い通りにいかず反省文のようになってしまう時もあるが、子どもたちの成長を記録する喜びをかみしめている。

 

間もなく3歳になる長男が生まれてからは、育児で1日、1週間があっという間に過ぎています。昨年8月に長女が生まれ、家族がにぎやかになった楽しさと2人の子どもを育てる大変さを感じています。

 

出産前から育児の苦労をイメージしていましたが、実際は想像以上でした。長男は夜泣きが続いたので、なかなか睡眠が取れず、髪を振り乱していました。

 

子どもを連れて外に出掛けるようになってからは「こんなに荷物がたくさん必要なんだ」と思ったり、着替えに時間がかかったりと驚きや戸惑いの連続です。ただ、長男が新しい言葉を覚えた時や長女が笑うようになった時、子どもたちを見ていると愛おしくて、日々の苦労は忘れてしまいます。

 

今は長男が寝たと思ったら、先に寝ていた長女が泣いて起きてしまう「兄妹あるある」と格闘していますが、長男が生まれたばかりの頃よりは育児に慣れ、体や心にゆとりができました。夜は1人でホッとできる時間が少しだけあるので、長女が生まれてからは日記を書いています。

長男と長女の成長を記録している日記帳

■2人の子どもの成長を手書きで記録 育児の反省文になる時も…

日記を始めたきっかけは、あまりにも子どもたちの成長が早いので、忘れないように記録したいと思ったからです。どんな言葉を覚えたか、何をしている時に喜んだかなど毎日振り返るのが楽しみになっています。

 

スマートフォンにアプリはありますが、日記は手書きにしました。長男がスマホに興味を持ち始めましたので、普段は隠しています。子どもが小さいうちは、できるだけスマホに触らないようにしたいと思っています。その影響で長男が赤ちゃんの頃と比べて長女の写真が少なくなっていますが、その分、日記で振り返ろうと思っています。

 

日記を書いていると、反省文のような内容になってしまうことが少なくありません。長男は最近、歯は磨きたくない、お風呂は入らない、あれが食べたいというように自己主張が出てきました。

 

しゃべりも立つようになってきたので、私も3歳児みたいに言い合ってしまう時があります。その夜は、「あんなに言わなくても良かったのに」、「下の子が生まれて寂しい思いを我慢しているのかな」、「良いお母さんではないな」と自己嫌悪に陥ります。

公園で過ごす時間が多い広瀬さん親子

■周りの先輩ママさんに感心 「アドバイスお願いします」

子育てをする前は、外出して小さな子どもを見るとかわいいなあという感情だけでした。母親となった今は、それ以上に2人、3人の子どもを連れているお母さんたちに感心してしまいます。「どうやって育児をしているんですか?」と話しかけたくなります。

 

子どもたちと過ごす時間を幸せに感じながら、この先もっと大変なことがあるんだろうなと育児への不安もあります。このコラムに悩みを綴ってしまうかもしれませんが、その時は先輩ママの皆さま、アドバイスお願いします。

 

<プロフィール>

広瀬麻知子(ひろせ・まちこ)。千葉県我孫子市出身。2010年に静岡朝日テレビにアナウンサーとして入社し、1年目から「ピエール瀧のしょんないTV」を担当。その後、情報番組のMCや県内ニュースのキャスターを務め、20203月付で退社した。2018年に当時清水エスパルスでプレーしていた河井陽介選手(現在はファジアーノ岡山所属)と結婚。現在2児の母。

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