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2023/07/23

自転車の窃盗と車上狙いが大幅増 静岡県内の刑法犯認知件数14年ぶり増加

静岡県内の上半期刑法犯認知件数は新型コロナ前の水準に

■刑法犯の認知件数 上半期は7534件で871件増加

静岡の県警が今年1月から6月までに認知した刑法犯の件数を発表した。昨年の上半期より871件多い7534件で、14年ぶりに前年より増加した。中でも自転車の窃盗と車上狙いが大幅に増えている。

 

静岡県警のまとめによると、6月までの上半期で7534件の刑法犯が確認された。そのうち、窃盗犯が4949件で最も多く、710件も増えた。刑法犯の増加件数の81.5%を占めている。

 

刑法犯とは刑法の法律に基づいて処罰される犯罪で、殺人や傷害、窃盗や詐欺に代表される。県警の統計では凶悪犯、粗暴犯、窃盗犯、知能犯などに分類している。

 

■高級自転車の愛用者拡大 窃盗増加の背景

今年の上半期は、自転車窃盗が226件増の1176件、車上狙いが151件増の393件と大幅に増えた。県警は新型コロナウイルス感染拡大による行動制限が緩和され、人の流れが戻ってきたことを理由に挙げている。

 

自転車窃盗の増加は歩くのが面倒くさいという安直な動機のほか、高級自転車の転売も背景にあるという。1台10万円を超えるような高級自転車を愛用する人は近年増えており、中古市場も需要が高まっている。

 

車上狙いは同一犯が繰り返し犯行に及ぶケースも少なくない。7月には裾野警察署と御殿場警察署に県警本部が加わった共同捜査班が捜査終結を発表したが、逮捕した御殿場市の無職の男は計64件の車上狙いに関与していた。主に御殿場市にある無施錠の工場を狙い、現金や金券など600点以上を盗んだという。被害額は約270万円に上った。

 

新型コロナ感染拡大前の水準に戻った刑法犯の認知件数。全体の摘発率も44.1%と前年の50.6%から減少し、コロナ前と同じ水準となった。

 

SHIZUOKA Life編集部)

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