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2022/11/04

安全で見た目もかわいい グッド・トイ受賞した0歳児から楽しめるボール

今年のグッド・トイを受賞したシャオールの「わっかボール」

■布製のボールにたくさんの柔らかい輪がついた「わっかボール」

今年選ばれた国内外45点のうち、開発した2つのおもちゃで「グッド・トイ」を受賞したのが、静岡県浜松市の知育玩具メーカー「シャオール」。1つは前回紹介した「コロンブスのつみき いろ・かたちセット」で、もう1つは「わっかボール」だ。かわいい見た目だけではなく、安全性と機能にもこだわっている。

 

リンゴやミカン、果物をモチーフにしたカラフルでかわいいデザインが目を引く。子どもたちも一目で気に入る。

 

シャオールが開発した「わっかボール」は、NPO法人「芸術と遊び創造協会」による今年のグッド・トイを受賞した。直径11センチほどの布製のボールで、ボールには、柔らかいひもの輪がたくさん付いている。

 

対象年齢は、身の回りのものに興味を持ち始める生後6か月から。まだ握力が弱く、ものを掴むのが難しい時期だが、わっかボールは握りやすく、輪っかを指に引っ掛けて持つこともできる。

 

輪のひもは玩具の安全性を証明する「ST基準」に準拠し、子どもが指を引っ掛ける際に最適な長さに調整している。柔らかいため投げても安全で、洗濯もできるので衛生面も優れている。

ひと回り小さいサイズの「わっかボールミニ」は動物のデザイン

■掴む、振る、投げる 赤ちゃんの成長に合わせて変わる遊び方

子どもたちは輪に指を引っ掛けて持つことから始まり、掴む、振る、投げるというように発育に応じて遊び方が変化していく。早い時期から指先の感覚を刺激することで、発達を促す効果があるという。

 

ボールの中には錆びずに安全なプラスチック製の鈴が入っている。ボールを振るとリンリンと優しい音が鳴り、赤ちゃんをあやすだけでなく、音やおもちゃに興味を持つきっかけとなる。シャオールの社長・宮地完登さんは「1歳未満も対象にしているおもちゃなので、知育性よりも、お子さんがご両親やおじいちゃん、おばあちゃんとコミュニケーションを取ることを一番の目的にしています」と説明する。


安全性と機能に加えて、開発でこだわったのがビジュアル。赤ちゃん用のボールと言えば網目状の「オーボール」が有名だが、掴みやすい長所がある一方で、ほとんどが空洞なのでデザインにこだわる余地がない。宮地さんは「わっかボールはデザイナーのセンスが出ているおもちゃです。見た目がかわいくて、安全で持ちやすいものをつくれないかと考えました」と話す。

 

直径11センチの「わっかボール」は果物をモチーフとし、直径9センチとひと回り小さい「わっかボールミニ」は動物をデザインしている。シャオールのおもちゃの中で販売数が一番多く、贈り物としても喜ばれているという。

 

(間 淳/Jun Aida

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