2026/07/29
専門家が選んだ餃子に静岡県から3商品 県東部スーパーの手づくりは金賞 浜松から2つ受賞

審査員特別賞に選ばれた「極みしそ餃子」(公式HPより)
■「JAPAN餃子大賞」に静岡県から3商品 2商品が金賞
スーパーの総菜から、浜松で生まれた餃子まで。全国各地の商品や店舗を審査する「JAPAN餃子大賞2026」の結果が発表され、静岡県から3商品が受賞した。県東部のスーパーで販売される手づくり餃子と、浜松の2商品が選ばれている。
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静岡県から金賞を受賞したのは、カドイケの「手づくり餃子」と、むつみ屋の「むつみ餃子」。浜松市の「生ぎょうざ工房 餃庵」が手がける「極みしそ餃子」は、審査員特別賞に選ばれた。
JAPAN餃子大賞は講談社BECKが主催し、一般社団法人焼き餃子協会が企画と審査を担った。2026年は「餃子銘店」、「総菜餃子」、「通販餃子」の3部門で実施され、餃子銘店8店舗、総菜餃子11商品、通販餃子11商品が金賞を受賞。通販餃子では、このほか10商品が審査員特別賞に選出された。
審査では味だけではなく、素材や調理法の独創性、地域との関わり、作り手の思いや歴史なども評価された。味覚評価が60点、付加価値が30点、体験価値が10点の計100点で、総菜餃子では食品表示やパッケージ、通販餃子では調理方法の分かりやすさなども採点対象となった。
総菜餃子部門で金賞に選ばれたカドイケの「手づくり餃子」は、スーパーの店頭に並ぶ身近な商品だ。カドイケは静岡県東部に店舗を展開している。全国のスーパーマーケットから商品がエントリーされ、購入者向けに案内されている方法で温め直して審査された。専門店で提供される一皿ではなく、普段の買い物で手に取れる総菜が全国審査で選ばれた形となる。
通販餃子部門では、浜松で開発された「むつみ餃子」が金賞を受賞した。むつみ屋は1996年の開業以来、団子やかき氷などの甘味、丼物や定食などを提供してきた。地元・浜松で親しまれている餃子をオリジナル商品として開発し、主力商品の一つに加えている。

カドイケの手づくり餃子は金賞受賞(公式Instagramより)
■浜松の店から審査員特別賞 事業閉鎖で仲間と独立
同じ通販餃子部門の審査員特別賞には、浜松市の生ぎょうざ工房餃庵による「極みしそ餃子」が選ばれた。極みしそ餃子は、初夏に旬を迎える青じそをふんだんに使った商品。野菜のうまみや肉の甘さと組み合わせ、5月初旬から9月末まで数量・期間限定で販売されている。餃庵は2018年、働いていた餃子製造会社の事業閉鎖を受け、メンバー7人が独立して創業。地元の遠州・東三河地方の豚肉や国産ショウガなどを使い、浜松市内の持ち帰り専門店で餃子を製造、販売している。
全国の結果では、餃子銘店部門の最高金賞は東京都調布市の「手作り餃子の店 吉春」が受賞した。総菜餃子部門では青森県の「ユニバの琥珀黄金ぎょうざ」、通販餃子部門では宮崎県の「馬渡のもっちり餃子」が最高金賞だった。
商品名が目を引く餃子も選ばれている。通販餃子部門の金賞には、香川県の「讃岐うどんで包んだ餃子」や千葉県の「アフロきゃべつ餃子」が入り、審査員特別賞には埼玉県の「超ピザ餃子」、福岡県の「まるごとえび餃子」などが並んだ。
静岡県から受賞した3商品は、スーパーで買える総菜、浜松で開発された商品、青じそを使った季節限定品と、それぞれ特徴が異なる。日常の買い物で手に取れる一品から地域の食材を生かした商品まで、県内の餃子が全国の受賞結果に名を連ねた。
(SHIZUOKA Life編集部)









