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2025/06/03

サッカーのまちから生まれた主砲 オリックス紅林がPR大使 静岡の“弱点”関西でアピール

シーズンオフは地元・藤枝市の野球イベントに参加する紅林選手

■6月5日「静岡・藤枝デー」 京セラでオリックス×広島戦

静岡県は6月5日に京セラドーム大阪で「静岡・藤枝デー」を開催する。藤枝市出身で、京セラを本拠地とするオリックス・紅林弘太郎選手に「静岡PR大使」を委嘱。関西で静岡県の知名度アップさせる役割を託す。

 

【写真で見る】オリックス・紅林選手 シーズンオフは地元・藤枝市で野球イベントに参加

 

プロ野球の交流戦は6月3日にスタートする。オリックスは本拠地で広島との3連戦が予定されている。この3連戦の3日目に、静岡県は「静岡・藤枝デー」を実施する。藤枝市出身で、オリックスの主軸を担う紅林選手に「静岡PR大使」を委嘱するほか、県の特産品などを販売する。

 

県は6日から8日まで大阪・関西万博にブースを出展することから、今回は万博と連動させるイベントを企画した。日本代表の経験もあり、関西の野球ファンに知名度の高い紅林選手の力を借りることになった。

 

狙いは関西での県の認知度向上にある。鈴木康友知事は5月の定例会見で「関東圏と比べると、関西圏の誘客が弱いと思っています。今回は万博に合わせた取り組みですが、機会があれば他のところでも県の魅力をPRしたい」と話している。

 

試合当日は元高校球児の鈴木知事が始球式を務める。藤枝市の北村正平市長も出席し、選手たちに記念品を贈呈する予定となっている。紅林選手は「サッカーのまち」で知られる藤枝市出身の貴重なプロ野球選手。まずは、オリックスファンに静岡県を知ってもらう機会をつくる。

 

SHIZUOKA Life編集部)

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