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2023/01/24

どうする家康で沸く静岡市 J1復帰目指す清水エスパルスも徳川家康とコラボ

J1復帰を目指す清水エスパルスは徳川家康とコラボ

■家康コラボグッズ販売 徳島戦は「家康デー」

NHKの大河ドラマ「どうする家康」の放送が今月8日から始まった。徳川家康と縁の深い静岡市にとって、今年は「家康のまち」をPRする絶好の機会となっている。静岡市に本拠地を置くプロサッカーチーム・清水エスパルスも家康とのコラボレーションを発表。J2の頂点に立ち、1年でのJ1復帰を目指す。

 

静岡市では「徳川家康」が2023年のキーワードになっている。NHK大河ドラマ「どうする家康」の初回放送日にあわせて、今月8日には主演の松本潤さんをはじめ、山田裕貴さんと杉野遥亮さんが、静岡市や浜松市で開催された出陣式に参加した。

 

家康が暮らした駿府城跡を公園として整備した駿府城公園近くには今月13日、静岡市歴史博物館がオープンした。27日には大河ドラマ館の開館が控えている。市内には、家康を祀っている久能山東照宮や家康が幼少期に過ごした清見寺など、家康とつながりのある施設が多い。

 

静岡市で家康の熱が高まる中、清水エスパルスは今シーズン徳川家康とコラボすると発表した。例えば、9月3日にホームで開催される徳島ヴォルティス戦は「家康公が愛したまち静岡デー(仮称)」と題し、関連イベントを実施する。

 

詳細は決まり次第発表されるが、27日から家康とのコラボグッズが販売される。クラブのマスコット「パルちゃん」は、家康が青年期に身に着けた甲冑姿のイラストになり、2月から市内各所に登場する。ゼ・リカルド監督と選手の代表が久能山東照宮を参拝する予定も組まれている。

 

■過去にも家康記念マッチ ユニフォームに鷹狩りデザイン

これまでにも、エスパルスは家康とタッグを組んできた。2015年には静岡市による徳川家康公顕彰四百年記念事業の一環で、ホームのアルビレックス新潟線を記念マッチとして開催した。2020年にはファーストユニフォームのデザインに、家康が行っていたと言われている鷹狩りのイメージを取り入れた。

 

昨シーズンはJ1で17位に沈み、7年ぶり2度目のJ2降格が決まったエスパルス。今シーズンは天下統一を果たした家康の力にもあやかり、J2制覇と1年でのJ1復帰を目指す。

 

SHIZUOKA Life編集部)

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